ウサギさんが食べれる野草特集!お散歩ついでに見つけてみよう♪与えすぎには要注意

こんにちは。ウサギさんの餌と言えば、牧草とペレットが代表的ですね。

でも、それ以外にもウサギさんの好物があるって、ご存知ですか?

それは、野草です!

今回は、ウサギさんが食べられる野草について、また、野草を与えるときの注意点について特集しますよ♪

ウサギが食べることのできる野草にはどんな種類のものがある?

公園には野草がいっぱい!

ウサギさんが食べても害のない野草をご紹介します。

シロツメクサ

Clover Leaves for Green background with three-leaved shamrocks. st patrick’s day background, holiday symbol, Spring concept. with three-leaved shamrocks. 出典:123rf

シロツメクサは漢字で「白詰草」、学名で「Trifolium repens」、英語で「white clover」と表記されます。

マメ科シャクジ草の多年草で、別名シロクローバーと呼ばれています。

原産地はヨーロッパですが、現在、日本各地に自生しており、割とポピュラーに見かけられる草花です。

葉は3枚の小葉で成り立ちますが、「四つ葉のクローバー」を見つけたら幸せが訪れると言われています。

茎の先には白い、可愛らしい花を咲かせます。

葉っぱの部分をウサギさんに与えることが出来ます。

タンポポ

タンポポは漢字で「蒲公英」、学名で「Taraxacum」、英語で「Dandelion」表記されます。

キク科タンポポ属の多年草で、日本各地に自生しており、公園や野原でよく見かけることが出来ます。

草丈は15cm程度で、花は一般的に黄色です。

生命力の強い花で、アスファルトの裂け目から生えることがあります。

ウサギさんには、葉の部分を与えることが出来ます。

ヨモギ

Japanese mugwort flowers. Asteraceae perennial grass. Wild vegetables and herbal medicine material. 出典:123rf

ヨモギは漢字で「蓬」、英語で「Japanese mugwort」と表記されます。

キク科の多年草で、日当たりの良い道端などに集団で密生し、高さは1m前後にまで成長します。

春先に生えた草は食用になります。

葉はギザギザしており、鼻を近づけるとヨモギ特有の良い香りがするため、すぐ判別が出来ます。

春先の若葉は苦味が少なく、ウサギさんにとって嗜好性が高いです。

オオバコ

オオバコは漢字で「大葉子」、学名で「Plantago asiatica」英語で「Plantain」と表記されます。

オオバコ科オオバコ属の多年草で、高地から平地まで、道端によく生える野草です。

地面から葉を放射状にして、真ん中から葉穂をつけた茎が数本生えます。

ウサギさんには、葉の部分を与えられますが、穂が出る前のものを与えてください。

ウサギさんにとって、苦味が少なく、嗜好性が高いです。

コハコベ

コハコベは漢字で「小繁縷」、英語で「Stellaroa media」、英語では「common chickweed」と表記されます。

ナデシコ科ハコベ属の越年で、単にハコベとも呼ばれています。

畑や道端、人里など、あらゆる所に生えています。

高さ10~20cmで、3~9月に白い花をつけます。

ナズナ

ナズナは漢字で「薺」、学名で「Capsella bursa-pastoris」、英語で「Shepherd’s purse」と表記されます。

別名、ペンペングサと呼ばれ、田畑や荒れ地、道端などあらゆる所に生え、春から夏にかけて白い花と三角形の果実を実らせます。

春の七草のひとつで、若葉は食用にもなります。

ウサギさんが食欲不振のときに与えると喜んでくれるでしょう。

Pueraria montana 出典:123rf

葛は学名で「Pueraria montana」、英語では「kudzu」と表記されます。

マメ科クズ属のつる性の多年草で、日本では、根の部分が食材として使われます。

秋の七草のひとつとして知られており、葉は大きく、3枚の小葉に分かれているのが特徴です。

ウサギさんには若芽や茎を与えることが出来ます。

苦味が少なく、ウサギさんにとって嗜好性が高い野草です。

野草を見つけることのできる場所

野草は、どんなところに生えているのでしょうか?

見つけやすいところを調査しました。

自然公園

自然公園は、「うさんぽ」が出来る代表的な場所ですね。

自然公園では、「うさんぽ」をしながら、ウサギさんのための野草を摘むことが出来ます。

当然ながら、マンションの敷地内の公園など、所有者のいる公園では摘まないように注意しましょうね。

なので、広大な敷地のある自然公園がお勧めです。

しかし、広大な敷地の自然公園は、思わぬところに段差や崖、小川が存在するので、「うさんぽ」の際にはウサギさんを見失わないように気を付けましょう。

具体的には、シロツメクサやタンポポが良く生えています。

土手

土手も、よくウサギさんが好む野草が沢山生えています。

春や夏の時期は、沢山の野草が生い茂っているので、野草が選び放題です♪

しかし、土手は動物の散歩コースであることが多いので、衛生面での心配が考えられます。

そこで、土手の遊歩道から奥に入った部分の、綺麗な野草を採取することをお勧めします。

また、土手は「うさんぽ」には適していないので、ご注意を。

土手は丈の長い草木が生えていますで、また、水場ですので、ウサギさんが行方不明になってしまう場合もあります。

土手では、野草の採取だけを行いましょう。

具体的には、スカンポやヨモギが良く生えています。

その他、野草が生えている場所

私は、近所の踏切の近くでスカンポを、また、公園の片隅でタンポポやシロツメクサを見つけました。

道端にもよく、ヨモギが生えています。

空き地や田畑周りでも見かけることが出来ます。

その他、郊外にお住いの方は、山林でも野草が採取できますね。

採取する際には、所有者のいない場所で採取するように注意しましょう。

また、大きな道路沿いの野草は、車の排気を吸っている可能性が高いので、そのような野草を与えるとウサギさんの身体に良くないので、そのような場所からは採取しないようにしましょう。

ウサギに与えてはいけない野草

以上が、ウサギさんに与えても良い野草の一覧でした。

一方で、ウサギさんに与えてはいけない野草は、どんなものがあるのでしょうか?

  • ヒガンバナ
  • シャクナゲ
  • アサガオ
  • クロッカス
  • スイセン
  • スズラン
  • ポインセチア
  • イヌホオズキ

などがウサギさんにとって、有毒な野草です。

「うさんぽ」の際に、ウサギさんが誤って口にしないよう、気を付けましょう。

まとめ

以上、今回はウサギさんが食べられる野草、食べられない野草について特集しました!

野草は水分が豊富で、ウサギさんに与えすぎには注意が必要ではあるものの、与える頻度によっては、水分補給することに適した場合もあります。

是非、良質な野草を見つけて、ウサギさんのおやつとしてプレゼントしてみましょう♪

食べたことのない野草に、ウサギさんも大喜びしてくれるかもしれませんよ!