こんにちは。ウサギさんの餌と言えば、牧草とペレットが代表的ですね。
でも、それ以外にもウサギさんの好物があるって、ご存知ですか?
それは、野草です!
今回は、ウサギさんが食べられる野草について、また、野草を与えるときの注意点について特集しますよ♪
ウサギが食べることのできる野草にはどんな種類のものがある?
ウサギさんが食べても害のない野草をご紹介します。
シロツメクサ
シロツメクサは漢字で「白詰草」、学名で「Trifolium repens」、英語で「white clover」と表記されます。
マメ科シャクジ草の多年草で、別名シロクローバーと呼ばれています。
原産地はヨーロッパですが、現在、日本各地に自生しており、割とポピュラーに見かけられる草花です。
葉は3枚の小葉で成り立ちますが、「四つ葉のクローバー」を見つけたら幸せが訪れると言われています。
茎の先には白い、可愛らしい花を咲かせます。
葉っぱの部分をウサギさんに与えることが出来ます。
タンポポ
タンポポは漢字で「蒲公英」、学名で「Taraxacum」、英語で「Dandelion」と表記されます。
キク科タンポポ属の多年草で、日本各地に自生しており、公園や野原でよく見かけることが出来ます。
草丈は15cm程度で、花は一般的に黄色です。
生命力の強い花で、アスファルトの裂け目から生えることがあります。
ウサギさんには、葉の部分を与えることが出来ます。
ヨモギ
ヨモギは漢字で「蓬」、英語で「Japanese mugwort」と表記されます。
キク科の多年草で、日当たりの良い道端などに集団で密生し、高さは1m前後にまで成長します。
春先に生えた草は食用になります。
葉はギザギザしており、鼻を近づけるとヨモギ特有の良い香りがするため、すぐ判別が出来ます。
春先の若葉は苦味が少なく、ウサギさんにとって嗜好性が高いです。
オオバコ
オオバコは漢字で「大葉子」、学名で「Plantago asiatica」英語で「Plantain」と表記されます。
オオバコ科オオバコ属の多年草で、高地から平地まで、道端によく生える野草です。
地面から葉を放射状にして、真ん中から葉穂をつけた茎が数本生えます。
ウサギさんには、葉の部分を与えられますが、穂が出る前のものを与えてください。
ウサギさんにとって、苦味が少なく、嗜好性が高いです。
コハコベ
コハコベは漢字で「小繁縷」、英語で「Stellaroa media」、英語では「common chickweed」と表記されます。
ナデシコ科ハコベ属の越年で、単にハコベとも呼ばれています。
畑や道端、人里など、あらゆる所に生えています。
高さ10~20cmで、3~9月に白い花をつけます。
ナズナ
ナズナは漢字で「薺」、学名で「Capsella bursa-pastoris」、英語で「Shepherd’s purse」と表記されます。
別名、ペンペングサと呼ばれ、田畑や荒れ地、道端などあらゆる所に生え、春から夏にかけて白い花と三角形の果実を実らせます。
春の七草のひとつで、若葉は食用にもなります。
ウサギさんが食欲不振のときに与えると喜んでくれるでしょう。
葛
葛は学名で「Pueraria montana」、英語では「kudzu」と表記されます。
マメ科クズ属のつる性の多年草で、日本では、根の部分が食材として使われます。
秋の七草のひとつとして知られており、葉は大きく、3枚の小葉に分かれているのが特徴です。
ウサギさんには若芽や茎を与えることが出来ます。
苦味が少なく、ウサギさんにとって嗜好性が高い野草です。
野草を見つけることのできる場所
野草は、どんなところに生えているのでしょうか?
見つけやすいところを調査しました。
自然公園
自然公園は、「うさんぽ」が出来る代表的な場所ですね。
自然公園では、「うさんぽ」をしながら、ウサギさんのための野草を摘むことが出来ます。
当然ながら、マンションの敷地内の公園など、所有者のいる公園では摘まないように注意しましょうね。
なので、広大な敷地のある自然公園がお勧めです。
しかし、広大な敷地の自然公園は、思わぬところに段差や崖、小川が存在するので、「うさんぽ」の際にはウサギさんを見失わないように気を付けましょう。
具体的には、シロツメクサやタンポポが良く生えています。
土手
土手も、よくウサギさんが好む野草が沢山生えています。
春や夏の時期は、沢山の野草が生い茂っているので、野草が選び放題です♪
しかし、土手は動物の散歩コースであることが多いので、衛生面での心配が考えられます。
そこで、土手の遊歩道から奥に入った部分の、綺麗な野草を採取することをお勧めします。
また、土手は「うさんぽ」には適していないので、ご注意を。
土手は丈の長い草木が生えていますで、また、水場ですので、ウサギさんが行方不明になってしまう場合もあります。
土手では、野草の採取だけを行いましょう。
具体的には、スカンポやヨモギが良く生えています。
その他、野草が生えている場所
私は、近所の踏切の近くでスカンポを、また、公園の片隅でタンポポやシロツメクサを見つけました。
道端にもよく、ヨモギが生えています。
空き地や田畑周りでも見かけることが出来ます。
その他、郊外にお住いの方は、山林でも野草が採取できますね。
採取する際には、所有者のいない場所で採取するように注意しましょう。
また、大きな道路沿いの野草は、車の排気を吸っている可能性が高いので、そのような野草を与えるとウサギさんの身体に良くないので、そのような場所からは採取しないようにしましょう。
ウサギに与えてはいけない野草
以上が、ウサギさんに与えても良い野草の一覧でした。
一方で、ウサギさんに与えてはいけない野草は、どんなものがあるのでしょうか?
- ヒガンバナ
- シャクナゲ
- アサガオ
- クロッカス
- スイセン
- スズラン
- ポインセチア
- イヌホオズキ
などがウサギさんにとって、有毒な野草です。
「うさんぽ」の際に、ウサギさんが誤って口にしないよう、気を付けましょう。
まとめ
以上、今回はウサギさんが食べられる野草、食べられない野草について特集しました!
野草は水分が豊富で、ウサギさんに与えすぎには注意が必要ではあるものの、与える頻度によっては、水分補給することに適した場合もあります。
是非、良質な野草を見つけて、ウサギさんのおやつとしてプレゼントしてみましょう♪
食べたことのない野草に、ウサギさんも大喜びしてくれるかもしれませんよ!