うさぎが食べるチモシーにはどんな種類がある?選び方は?体重管理によい餌!

こんにちは。我が家の桃は、成長期であるのか、毎日物凄い勢いでチモシーやペレットを平らげています。

ウサギさんの餌といったら、牧草のチモシーが最もポピュラーですよね。

でもチモシーって、そもそもどんな草なの?どんな種類や特徴があるの?選び方はあるの?

改めて考えると分からないことがあります。

そこで今回は、ウサギさんの主食である餌、チモシーについて解説していきますよ♪

チモシーの特徴

Pollen Falls Off of Blade of Timothy grass in summer in Yellowstone National Park. 出典:123rf

チモシーは牧草の一種です。牧草とは、家畜の餌として栽培されている作物のことです。

その正式名称は、オオアワガエリで、英語では「Timothy」と表記されます。

ヨーロッパ原産のイネ科アワガエリ属の多年草です。

ヨーロッパ原産の草ですが、現在、日本全土で見られる草です。

大きさ

Timothy grass (Phleum pratense) is an abundant perennial grass native to most of Europe except for the Mediterranean region. 出典:123rf

外見の特徴としては、地下に短い茎があり、地表には、多数の茎を束上に出して生えています。背丈は最大100cm程度です。

また、チモシーには花が咲きます。花はそびえ立った茎の先端に棒状に直立し、長さは最大15cm程度で、その表面には多数の小穂が密生しています。花の部分は、ウサギさんは食べません。

どことなく、猫じゃらしの雑草に似ていますね。

チモシーは、他のイネ科の植物と同じように、花粉症の原因となることでも知られています。

ウサギが食べるチモシーの種類

Fluffy bushes Timothy grass in the early spring morning under the bright and gentle sunrays. 出典:123rf

ウサギさんが食べるチモシーには、具体的にどんな種類があるのでしょうか?

チモシー一番刈り
袋に入っている一番刈りのチモシー

牧草地にて、1年のなかで一番最初に刈り取られたチモシーのことです。

一番最初の時期とは、春から初夏にかけての時期であり、一番最初に刈り取られたものであるため茎や穂が青々しくて勢いがあります。

特徴としては、硬さがあり繊維質が豊富で、土の中から吸収したミネラルが豊富です。

栄養価が高いですが、チモシー二番刈り以降と比べると、ウサギさんの嗜好性は低い傾向があります。

チモシー二番刈り

チモシー一番刈りを刈り取ったあと、夏から秋にかけて、再び伸びてきた茎を収穫したものが、チモシー二番刈りです。

茎が少なく、柔らかく、一番刈りに比べると勢いが少なく、低カロリーです。

ほか、チモシー三番刈りという、二番刈りのあとに収穫したチモシーもあります。

収穫のタイミングが遅くなるほど、茎や穂は細く柔らかくなり、たんぱく質や繊維質が減っていきますが、ウサギさんの嗜好性が高くなります。

プレスの違い

Close up: blue pet food extruder machine: mixed feed production line at factory, plant, exhibition, trade show. Farming, extrusion technology equipment, agriculture industry, animal husbandry concept. 出典:123rf

収穫されたチモシーは、運搬のために圧縮されます。圧縮することをプレスと言い、シングルプレスとダブルプレスがあります。

シングルプレスとダブルプレスにはどんな特徴があるのでしょうか?

シングルプレス

シングルプレスとは、チモシーを畑で緩やかに圧縮させたもののことです。

緩やかに圧縮されているため、茎や穂が潰れることなく、刈り取られたあとの茎などの状態が分かりやすいことが特徴です。

ダブルプレスと比べると少し硬いですが、繊維質が残っているため、ウサギさんのお腹のためには良いです。

ダブルプレス

シングルプレスをさらに機械で圧縮したものがダブルプレスです。圧力のため、茎が潰れていることが多いです。

茎や葉が潰れている分、一度により多くのチモシーを輸送したり袋に詰めたりすることができ、低コストの商品となります。

葉や茎がシングルプレスより柔らかいので、赤ちゃんのウサギさんや高齢期のウサギさんには食べやすそうな印象があります。

ウサギにとってのチモシー

それはどんな味、役割があるのでしょうか。

どんな味?

ボール型の餌入れ

チモシーを人間が食べると、苦くて後味が悪い味がしますが、香りを嗅ぐと、なんとも言えない牧草の芳しい香りがします。

ウサギさんにとっては、一日中食べていられるほど美味しい食べ物なのですがね!

実は、ウサギさんには、味を感じるための舌に付属する「味蕾(みらい)」という器官が、人間の倍近くあります。

チモシーなどの牧草の種類を変えると、途端にソッポを向いて食べてくれなくなる場合もありますので、ウサギさんの好みにあった餌を探してあげてくださいね。

ウサギの身体にとっての役割

Pair of cute little baby rabbits eating grass on the meadow. 出典:123rf

では、ウサギさんにとって、チモシーは、どんな役割を果たすのでしょう?

歯の健康維持

ウサギさんの歯は28本あります。

28本の歯は一生伸び続けますので、チモシーのような丈の長い牧草をすり潰しながら良く噛むことで、歯の伸び過ぎを抑えることができます。

ウサギさんがチモシーを噛むときは、「プツプツプツ」と小気味の良い音がするので、かなり強い顎の力で嚙み切っている様子が伝わってきます。

毛玉ケア

ウサギさんは毛繕いの際に、自らの毛を飲み込んでしまう習性があります。

しかも、飲み込んだ毛を吐き出すことができません。

そこで、繊維質が多く含まれるチモシーなどの牧草を食べることで、飲み込んだ毛を糞と一緒に排出することができます。

ウサギさんの糞を良くみると、薄く毛が絡まっていることが確認できます。

だから、チモシーはウサギさんのお腹の健康維持に役立つ食べ物なのです。

体重管理によい餌

チモシーなどの牧草は、高繊維でカロリーが低いため、いくら食べても体重が増えすぎず、ウサギさんの主食として最適です。

一方で、ペレットの方が嗜好性が高いため、主食として最適であるチモシーより、ペレットを好んで食べてしまうウサギさんもいますが、チモシーを中心とする牧草中心の食生活を維持したほうが体重が増えすぎないから良いです。

チモシーは、体重管理を必要とするウサギさんにも良い餌です。

ウサギの他に、どんな動物が食べる?

Domestic Chinchilla standing on grass. 出典:123rf

チモシーといえば、ウサギさんの主食として有名ですが、ウサギさんのほかにチモシーを食べる動物はいるのでしょうか?

チモシーは、モルモット、チンチラ、デグーといった、草食性小動物も餌として食べることが出来ます。

繊維質が豊富で、低カロリーであるチモシーは、草食動物の健康維持に役立つ食べ物といえます。

ハムスターなど雑食の小動物も少量であればチモシーを食べます。

まとめ

このように、チモシーはウサギさんの健康にとって、欠かせない食べ物です。

幼少期のウサギさんにはチモシー一番刈り、二番刈りよりも更に栄養価のあるアルファルファという牧草が適していますが、1歳以降のウサギさんには、アルファルファはやめて、低カロリーのチモシーだけの食生活に切り替えたほうが良いでしょう。

ウサギさんの体重や歯の状態、好みに適したチモシーを、その都度、考えながら与えていくと良いです。

我が家のホーランドロップ、桃はまだ成長期の赤ちゃんなので、アルファルファとチモシー一番刈りシングルプレス、さらにペレットを与えています。

ですが、6か月を超えたらアルファルファは止め、チモシーとペレット中心に変え、さらに1歳を超えたらペレットは止め、チモシーだけの食生活に切り替えていきます。

今回は、ウサギさんの主食であり大好物である、チモシーについてお伝えしました!