2011年の卯年、私はなにかペットを飼いたいと思い、うさぎに決めました。
元来、うさぎは私の性質にあっており、うさぎ系女子などということばに共感を感じていたため、迷わず元夫にうさぎをペットとして飼育する事を提案しました。
真っ白のネザーランドドワーフをペットとして飼う!
ネットで調べて、横浜方面のうさぎ専門店のHPを発見!可愛い子ウサギさんの写真が載っているページでした。
写真で目星をつけるのも忍びないですが、目星をつけ、車でお店に行き、真っ白のネザーランドドワーフ迷わず一択でした。
アイスと名付ける
本当に真っ白な子で、小柄で、弱弱しい感じが気に入りました。まるで雪見大福のよう…。
そのため名前は「アイス」と名付けました。その子はオスでした。
部屋んぽもした
購入した時期は夏でした。7月にお迎えし、かいがいしく世話をして育てていました。
当時のうちは広いフローリングの床なので、部屋んぽも行っていました。
ただし、うさぎさんの足にはフローリングの床はすべるようで、あまりお勧めはしません。
アイスが月に帰ってしまう
ある日、元夫と会社のバーベキュー大会で一日家を開ける機会が訪れました。
会社の付き合いなので、一人残ることもできず…。
冷房を22度程度に設定し、風は弱めに。設定して、家を離れました。
今思うと、ケージにタオルをきちんとかけていけばよかったと思います。
いやむしろ、家をはずさなければよかったかもしれません。
実は、悪い予兆はありました。数日前から、アイスはお腹の調子が悪かったのです。
はじめてうさぎを飼う私は、ちょっとおなかの調子が悪いのかな?と軽く考えていました。
夕方、帰宅すると、ケージの片隅でアイスが動かなくなっていました。ウサギランドがあるという月に帰ってしまいました。ラッタッタ~涙。
私はとてもショックでした。
まだお迎えして2、3週間…。あまりに短い交流でした。
当時静岡県に住んでいたのですが、ネットで動物の葬儀を扱ってくれる寺院を探し出し、電話しました。連れて行くと荼毘にふしてくれ、遺骨は寺院内に散骨してくださることになりました。
その後購入した専門店に行くと、もともと体が弱い個体もあるとのことで、致し方ないこともあるとのことでした。
たまたま、その専門店は、生後間もないうさぎがこうなった場合、新しい子を無料でおむかえさせてくれるというルールでした。
そこで、残念ではありますが、新しい子をお迎えすることにしました。
2011年、ネザーランドドワーフの「もぐ」との出会い
専門店で眺めていたところ、ひときわ体がでかく、毛並みが茶色で、牧草をもりもりと食べているうさぎさんを発見。
「アイス」を短期間のうちに亡くしてしまった私は、体の丈夫な子がよいと考えました。
そこで、その頑丈そうな子を「アイス」への申し訳なさとともに、新たにお迎えすることにしました。
名前は「もぐ」と名付けました。チモシーをもぐもぐと美味しそうに食べていたから。
この子は(オスです)帰宅中の段ボール箱の中でも牧草をもぐもぐとよい食べっぷりで、生命力の高さを早くもにおわせていました。
帰宅してからケージに入れ、その後も大切に育てました。
モグモグと食べて太りやすい
しかし、もぐの弱点はひとつ、食欲旺盛のため、太りやすい性質のようなのです。
子うさぎの時にはペレットや牧草はあげ放題でしたが、思春期、大人に近づくと、とくにペレットの量は調整しないとすぐ体が重くなってしまいます。
だから、餌箱に入れるペレットの量は、いつも気を配っていました。
広い芝生のある公園で「うさんぽ」
体の大きくなったもぐには、うさんぽ用のハーネスを購入し、しばしば公園にうさんぽに連れて行きました。
しかし、ネザーランドドワーフとは、こんなに飛び跳ねるものでしょうか、気を許すとすぐにぴょこぴょこすたすたと公園の中を走り回ってしまいます。
ハーネスで押さえつけるのもかわいそうですから、うさんぽをする際には、かなり広い芝生のある公園がおすすめです。
その後、私自身の息子が生まれ、私事ではありますが、元夫と離婚、もぐは元夫の実家に預けられることになりました。
その後の詳細はよくわかりませんが、預けてから5年ほど経過しても生きている様子でしたので、少なくとも7年くらいは生きていることになります。
でも、とても大切に育ててくださっていることは伝わってきます。ありがたいことです。
まとめ
以上が、私のはじめてのうさぎとの出会い、飼育録と思い出でした。特に、「部屋んぽ」や「うさんぽ」が印象に残っています。
すっかりうさぎ好きになった私は、出産の際にも、ウサギのぬいぐるみや、おくるみ、バッグなどをねだり、家族を困惑させたものです。
うさぎは本当に可愛いですね。