長いお耳がトレードマークのウサギさん。
ウサギと言えば、ピンと立った耳を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、耳が垂れた種類のウサギもいるのです。
立ち耳派か垂れ耳派か、好みが分かれる所でしょう。
垂れ耳ウサギで代表的なものが、ホーランドロップです。
今回は、そんなホーランドロップの生態について、解説していきます。
ホーランドロップの生態
名前の由来や色、大きさ、寿命、懐くかについてなどを調べていきます。
名前の由来と分類
ホーランドロップは英語で、Holland Lopと表記され、Hollandはオランダを意味し、Lopは垂れ耳種であることを意味します。
ネザーランドドワーフは、20世紀初頭にオランダで生まれたウサギでしたね。
その後、オランダ人のブリーダーが、ネザーランドドワーフとフレンチロップ等をかけあわせて生まれた品種が、ホーランドロップです。
ネザーランドドワーフの血を継いでいるということになりますが、耳がロップ種の影響を強く受け、垂れ耳がトレードマークとなりました。
ネザーランドドワーフと同じく、ウサギ科アナウサギという分類になります。
大きさ
目が顔の中で少し窪んだところにあり、ぬいぐるみのようなあたたかみのある風貌で、体長は35cm前後、体重は1.8kg程度まで成長します。
垂れ耳を意味するロップ種のなかで、最も小柄な品種です。
ネザーランドドワーフと比較すると、ひと回り大きいものの、性格は温厚なので飼いやすいです。
色は?
ホーランドロップのカラーバリエーションには、オレンジやクリーム、ブラック、チョコレート等があります。
柄はブロークン(ブチ)やシェイテッド(グラデーション)があります。
我が家の桃は、ブロークンオレンジというカラーです。
どれくらい長生きしてくれる?寿命は?
ホーランドロップの寿命は、7~15年です。
15年というと、人間でいうと100歳です。7歳でも60歳程度です。
ネザーランドドワーフより、若干長生きする傾向があります。
なつく?その性格は?
性質は、温厚で、人間の手によく慣れます。
落ち着いていて抱っこしやすく、穏やかです。
現在、我が家で飼っているホーランドロップの桃は懐いていて、私が撫でようとすると、まったく嫌がらず受け入れてくれます。
個体差があるかもしれませんが、私が以前飼っていたネザーランドドワーフよりは、若干、警戒心が薄いような印象を受けます。
どこで販売されている?値段は?
ホーランドロップは、ネザーランドドワーフと並んで、飼いウサギとしてて非常に人気の強い品種です。ですから、ウサギ専門店はもとより、通常のペットショップで見かけることが出来ます。
ウサギ専門店は、ペットショップで入手するより少し高価ですが、ウサギの生態や飼い方について知識が豊富であったり、相談に乗ってくれたりして、後々何かと便利です。
成長の段階によりますが、大きくなった個体のほうが値段が高い傾向にあります。値段は8万円前後が多いです。
また同時に、専門店では、簡単なケアなどを有料で提供している場合もあります。
私はネザーランドドワーフを飼った時にはウサギ専門店から入手しましたが、今回お迎えした桃は、ペットショップで入手しました。ペットショップでは3万円から8万円くらいと値段に幅があります。
予めウサギさんのことを知っている場合は、比較的お求めやすい価格の、ペットショップから入手するのもひとつの手段です。
スプーンのような垂れた耳がSo Cute!まとめ
ウサギといえばピンと立った耳が印象的だったので、私が初めて飼ったウサギはネザーランドドワーフでしたが、今ではすっかり垂れ耳のホーランドロップの虜になりました。
ネザーランドドワーフとはまた違った魅力があります。
それは、温厚で穏やかで、人の手によく懐き、ウサギの中でもより癒しの存在であるからです。
実際にホーランドロップの桃を飼ってみて、温厚さを本当によく実感しています。
また、嬉しい気持ちになると、チョロチョロと警戒することなくジャンプしたり、動き回ったりする所がとても可愛いです。
以上、今回は、垂れ耳がトレードマークのホーランドロップについてお届けしました!