皆さんは、ドワーフホトというウサギさんがいることをご存知ですか?
猫でいえば、ペルシャ猫のように、周りのウサギとは一線を画してエキゾチックで、高貴な魅力を持つドワーフホトです。
可愛いさだけでなくて、珍しさや美しさも兼ね備えるドワーフホトは、一部のコアなウサギファンに絶大な人気を誇っています。
その生態や、魅力について、今回はお伝えしますよ!
ドワーフホトの生態
モフモフしていて、特に目が可愛いですね~。
その名前の由来や色、大きさ、寿命、懐くかについてなどを調べていきます。
名前の由来と分類
ドワーフホトは英語で、Dwarf Hototと表記され、Dwarfは小型種であることを意味し、Hototはフランスのノルマンディー地方の都市名を由来とします。
ドワーフホトの原種は20世紀初頭、フランスで開発され、その後、ドイツ人のブリーダーが、ネザーランドドワーフと組み合わせることで、現在の目の周りのアイラインが特徴的なドワーフホトが公式機関に認定されました。
だから、ドワーフホトの原産国はドイツとされます。
一方で、フランスの都市名であるHotot(ホト)という表記は、原種が生まれたフランスに由来しているものと思われます。
大きさ
両手で抱えることができるほどの大きさです。
真っ白い身体に目の周りの黒いアイラインが特徴的で、体長は25cm前後、体重は1.0~1.3kg程度まで成長します。
ネザーランドドワーフよりは大きく、ホーランドロップよりは少し小さい品種です。
ネザーランドドワーフの血を継いでいる品種のため、身体つきはネザーランドドワーフに似ていて、丸い腰とすっきりしたフォルムが印象的です。
また、耳に関しては、短く厚みがあって、毛が沢山生えており、頭の上に直立するようにピンと耳が立っているのが特徴です。
耳は短めですが、それが逆に存在感があって、可愛らしいです。
色は?
カラーはおしろいを塗ったように、全身ホワイト一色です。
目の周りだけ、黒いアイラインを引いたようなアイバンドがあります。
アイバンドは、濃いブラックと、チョコレートの色味をしています。
ドワーフホトを撫でると、柔らかく、モフモフとした触り心地です。
逆撫でしても、逆にゆっくり元に戻るロールバックです。
エキゾチックで、一回見たら忘れられない魅力があります。
どれくらい長生きしてくれる?寿命は?
ドワーフホトの寿命は7~10年です。飼育下で最長でも13年です。
ネザーランドドワーフとそんなに変わらないですね。
ウサギとしては、やや長めの寿命です。
ドワーフホトに限らず、ウサギの寿命は年々伸びてきているので、飼い始めるときには、予め病気などのリスクに対しても念頭に入れておきましょう。
長生きしてほしいですね!
なつく?その性格は?
高貴で優雅な印象のドワーフホトですが、性格は活動的で、非常に人懐っこいです。
好奇心旺盛で、ネザーランドドワーフよりも警戒心が薄いです。
ドワーフホトは運動することが大好きなので、「うさんぽ」に積極的に連れて行ってあげると、飼い主さんとの距離が近づくと共に、ウサギさん自身もとても喜んでくれます。
どこで販売されている?値段は?
エキゾチックで優雅な風貌から、一度見たら忘れられない魅力を放つドワーフホトです。
それは目の周りに黒いアイラインを引いたかのようなアイバンドがあるからです。
そんなドワーフホトを飼ってみたい場合は、ウサギ専門店に問い合わせてみましょう。
値段は8万円前後が多いです。また、同時に、簡単なケアなどを有料で提供している場合もあります。
ウサギ専門店は、ウサギの生態や飼い方について知識が豊富であったり、相談に乗ってくれたりして、後々何かと便利です。
ドワーフホトはネザーランドドワーフやホーランドロップよりは珍しい品種なので、ペットショップで販売されていることは少ないです。
一回見たら忘れられない魅力!まとめ
ドワーフホトは目の周りに黒いアイバンドがバッチリあるので、まるでパンダのように瞳が強調して見え、目がひと回り大きく見えます。
そして、身体はホワイト一色です。
私は一目見たときに、エレガントで美形なウサギさんだなと思いました。
まるで、お化粧しているみたいに真っ白で、目が大きくて、まるで小さな女の子が憧れてしまうような優雅な雰囲気があります!
私もいつか飼ってみたいと思うくらい、可憐で魅力的なウサギさんです!
今回はそんな、ドワーフホトの生態についてお伝えしました♪