子ウサギのホーランドロップ、桃をお迎えして1週間になりました。
以前飼っていたネザーランドドワーフには、チモシーやペレットを中心に餌をあげていましたが、子ウサギの時期には何を与えていたっけ…。
成長度合いに合わせて、どんな種類の食べ物を与えたら良いんだっけ…?
私は生後1か月の赤ちゃんウサギ、桃のために、改めて、餌や食べ物について調べてみることにしました。
赤ちゃんのウサギに最適な餌は、今まで育てていたペットショップで与えていたペレットと牧草のチモシー

桃をお迎えしたペットショップで、店員さんに勧められて、そのペットショップで育てていた時に餌として与えていたものと同じペレットを購入しています。
当然、お店にいるときと同じ味のペレットのほうが、赤ちゃんウサギにとってはストレスがないからです。お迎えしたばかりで緊張していても、食べ慣れているから、安心して食べてくれます。
そのペットショップで与えていた、チモシー一番刈りを購入しました。

でも私は思いました。チモシー一番刈りってなに??一番があるってことは二番があるの??チモシーの刈りこみ時期の違いについてや牧草の種類調べてみました。
牧草にはどんな種類があるのか?
ペットのうさぎが餌として食べる牧草には主にチモシーとアルファルファの二種類があります。そこにはどのような違いがあるのでしょうか?
イネ科のチモシー

日本語では「オオアワガエリ」といいます。英語ではtimothyです。
イネ科の牧草のことで、繊維質が豊富で低タンパク質、低カルシウムのため、ウサギの食事に最も適しています。
そして、「一番刈り」とは、一番最初に収穫されたもののことで、葉や茎が青々しくて新鮮です。
では、「二番刈り」は?
「二番刈り」とは、二番目に収穫されたもののことで、葉が少なく柔らかく、カロリーが低いです。
へえ~、そうなんだ!!
ウサギの主食といえば「チモシー」が有名ですが、その中でも収穫時期の違いがあるとは、正直知りませんでした。

これはチモシーの花です。紫色の小さな花がたくさん咲いていて可愛いですね。
マメ科のアルファルファ

マメ科の牧草があります。それが、アルファルファです。英語ではalfalfaと書きます。
なんだか可愛い名前ですが、どんな牧草でしょうか?
栄養価が高く、嗜好性が高く、イネ科チモシーに比べて高タンパク質、高カルシウムです。
そのため、子ウサギにお勧めの牧草です。
子ウサギにはお勧めだけれども、成長期のウサギや高齢期のウサギには適していないです。
牧草と言っても色々な種類があり、ウサギの状態や成長度合いによって、適切な牧草があります。

こちらも紫色の花が咲きます。そのため、日本語では「ムラサキウマゴヤシ」と呼ばれています。

マメ科なので丸い種子もあります。
牧草の種類のまとめ
まとめると、こんな感じです。
- 春から初夏にかけて最初に収穫される青々しくて新鮮なチモシー一番刈り。
- 夏から秋にかけて収穫されるチモシー二番刈り。葉が少なく柔らかく、カロリーが低め。
- アルファルファはマメ科で栄養価が高く、子ウサギにお勧めの牧草。
うちの桃は、まだ生後1か月の子ウサギなので、アルファルファが適していそうですね。
ということで、桃にアルファルファを食べさせてみることにしました…!!
アルファルファを求めて、ペットショップへ
先日訪問したペットショップを、再び訪問しました。
あれ!以前入っていたケージに、別の子ウサギが入っている…!!
サイクルが早いですね^^
しかも、毛の色や柄が、なんとなく桃に似ています。

桃は鼻の部分に薄い茶色のブチがあるのですが、その子は濃い茶色のブチがあります。
もしかして、桃の兄弟でしょうか…!?とっても可愛いです^^
そして、牧草売り場へ向かいました。
ありました!!念願のアルファルファです…!!
でも、なんか少し高いです(;’∀’)
チモシー一番刈りが1.1㎏で900円に対して、アルファルファは、500gで1,500円です。
チモシーに比べると、かなり高額になります…!!
しかし、子ウサギの成長には良いとのことでしたので、私は桃のために、お買い上げしました…!!これが親心ってものです(⌒∇⌒)
念願のアルファルファを手にして、私は満足して、帰路につきました。
自宅に着くと、早速、私は桃のケージへ向かいました。
そのケージ内では、牧草入れに、球体型のものを使用しています。
球体が網目になっていて、その隙間からウサギが牧草を引っ張り出し、それを食べるというしくみです。
しかも、ケージの天井から吊り下げることができるので、ウサギも食べやすいです。
この球体型の牧草入れに、私は、アルファルファを沢山詰め込んでみました。
果たして、桃のアルファルファへの反応は…!?

香ばしい牧草の香りにつられて、桃が牧草入れに近寄ってきました。
そして…
頭を、牧草入れの球体に突っ込み、勢い良く牧草を食べ始めました…!!
これは…!!
相当お気に召したようですね^^
チモシー一番刈りを与えたときと、だいぶ反応が違って、アルファルファを美味しそうに食べています。
香りが違うのでしょうか?

チモシー一番刈りとペレットを与えた時には、どちらかというとペレットの方ばかりを食べていた桃でしたが、今回は、ペレットに見向きもせず、アルファルファに食いついています…!!
チモシーにせよ、アルファルファにせよ、牧草は繊維質が豊富で、ウサギが飲み込んでしまった毛を絡めながら糞として排出させます。
また、ウサギが牧草を食べる際に、丈の長い牧草をすり潰しながら噛むことを促進させるので、ウサギの歯の伸び過ぎを抑えて、歯の状態を維持させます。
だから、ペレットより牧草を好んで食べてくれることは、飼い主としては、とてもありがたいことです…!!
まとめ

今日は、ウサギの主食、牧草についてまとめてみました。以前、ネザーランドドワーフを飼っていたことのある私でも、今回初めて知ることが沢山ありました。
やはり、お迎えしたばかりの時は、それまで育てていたペットショップで与えていた餌と同じものを、そのペットショップで購入して与えるのが良いです。そのほうが赤ちゃんウサギも食べ慣れていて、お迎えしたばかりで緊張していても食べてくれます。
また、桃のアルファルファの食べっぷりに驚いたと共に、飼い主として、桃が喜んでくれたことに対して、とても嬉しく思いました。
きっと、大満足だったのでしょう。

ちなみに、アルファルファは高カロリーだと後で調べて知ったので、我が家では現在、チモシー一番刈りとアルファルファを混ぜて与えています。
赤ちゃんウサギは食事を食べ放題で良いと専門店の方に聞いたので、ペレットも牧草も常にエサ入れを満タンにして与えています。
まだ生後1か月の桃。バランスよく、栄養状態が良く育って欲しいものです^^
桃をお迎えした時には、桃の体重は280g程度でしたが、現在、400g程度にまで体重が増えました。
さらなる成長が、楽しみです♪